奥三河・設楽から東栄・豊根へ — 花祭の山里に潜む室数10以下の小宿 5軒
名古屋から車で2時間、奥三河・北設楽郡の設楽町・東栄町・豊根村。花祭の山里に潜む室数10以下の小宿5軒を、谷筋の線で結んで選んだ。
最新の Picks
VIEW ALL →酒蔵が営む高級旅館 5軒 — 仕込み水と蔵付きの酵母を、膳と湯に引き込む宿
造り酒屋がその生業のうちに構える宿がある。仕込み水を浴場へ引き、蔵で醸した酒を膳へ。杜氏と料理長が同居する高級旅館・オーベルジュを全国5軒、水と発酵の設計から読む。
ルーバーで外皮を構成する宿 5軒 — 縦格子・横格子、木と金属がファサードに編む影
日射・視線・通風を担い、ファサードに影の編み目を落とすルーバー建築。木製と金属、縦と横の格子で外皮を構成する上質宿5軒を、素材と影の質から読む。
鮎を主役に据える宿 5軒 — 塩焼き・背越し・うるか、清流の板場が盛夏の一皿にどう火を通すか
長良川・球磨川・四万十・天ノ川。清流沿いの高級旅館5軒が、天然と養殖の鮎をどう使い分け、塩焼き・背越し・うるか・鮎めしを盛夏の膳にどう据えるかを編集的に読む。
杉板型枠のコンクリートを露しに使う宿 5軒 — 打放し面に木目を転写するという、素材の二重化
杉板を型枠に用い、脱型後も木目を残す打放し仕上げ。木の温もりという商業言語ではなく、コンクリートと木の「素材の二重化」という設計判断として、全国5軒の宿を読み解く。
酸ヶ湯温泉 ヒバ千人風呂 — 柱を一本も立てず天井高5mを架ける、総ヒバの湯屋を一軒で読む
八甲田西麓の一軒宿に、柱を一本も立てず約160畳を架けた総ヒバの大浴場。熱の湯・冷の湯・四分六分の湯・湯滝の4源泉を一室に収める酸ヶ湯のヒバ千人風呂を、温泉建築として読む。
佳水園を一棟で読む — 華頂山の斜面に村野藤吾が伏せた入母屋、40㎡を70㎡へ継いだ数寄屋別館
ウェスティン都ホテル京都7階、村野藤吾が1959年に手がけた数寄屋風別館・佳水園。低く伏せた蓑甲の入母屋と白砂の庭、そして2020年の中村拓志=NAPによる改修を、原設計との連続と断絶として一棟だけで読み解く。
佐渡、両津から相川・宿根木へ — 金銀山と北前船の島に潜む室数10以下の小宿 5軒
世界遺産「佐渡島の金山」を背景に、両津から相川・宿根木、外海府まで――島の周縁に潜む室数10以下の小宿を5軒。鉱山町の分散型ホテルから移築古民家、断崖の美食宿まで、夏の島渡りの順路として選んだ。
継ぐということ — 板場の世襲が、献立の連続と断絶をどう設計するか 3軒
料理長の代替わりは、献立にとって連続と断絶が同時に進む時間。世襲・当主・建築という三つの継承の軸をもつ高級旅館3軒——皆美館・柊家・あさばを、料理の側から読むエッセイ。
膳を運ぶ歩数 — 厨房から客室までの距離を、料理の温度として設計する宿 3軒
出来たての椀が客の前に置かれるまでの数十歩を、宿はどう設計するか。厨房から客室までの距離を料理の温度として読む、離れと客室食の高級旅館3軒——谷川温泉・別邸 仙寿庵、修善寺・あさば、鳥羽・汀渚 ばさら邸。